魔法石の庭

　先日買ったミスティックトパーズと話してみようかと思い、「何故私の元に来てくれたのですか？」と聞いたところ、非常に戸惑った感じで「そう言われても……」と。

　質問を変えて、「何かメッセージはありますか？」とか「何かしてほしいことはありますか？」と聞いても、「そう言われても……」とだけ返ってきます。

　で、気付いたのですが、「この石はプログラミングに最適なんじゃないだろうか」と。
　個性や、いかにもパワーあります的な石では、どうもプログラミングしにくいのです。黒を白に塗りかえられないように、また、逆に白を黒に塗り変えることはたやすいように、個性がない、ということは何色にでも塗りかえられる白のようなものではないかと。

　で、例のプログラミング（心臓の辺りに石を持ってきて願いが叶った時のことを思う）を実行中です。

　思うに、この石は「犬」的な性格なのではないかと。

　犬は、主人に命令されるのを自分の役目だと考えるところがあります。逆に、猫は自分のわがままを聞いてもらいたいという性格でしょう。

　ということで、プログラミングを気付いた時にやっていたら、アレキサンドライトがまたジンジンし出したので話を聞いたら、「俺にもプログラミングしてよ！」と。……どうも、アレキサンドライトは構ってほしい子のようです。他の石が特別扱いされるのが嫌らしいです。まあ、それならと左手全体でプログラミングしましたが。

　ちなみに、プログラミングした石は他人に見られてはいけないという説もあります。でも、それもその人の哲学の違いだと思えばいいですね。タロットなんかでも、「他人に触らせてはいけない」というのがありますが、それじゃ他人を占うのは難しいですから。

　私も、一時期は石を触らせたくない、触られたら捨ててしまう、といった時期もありました。でも、今は「せっかくジュエリーの形をしているんだから、皆に見てもらってナンボでしょ」と思います。実際、石を付けていることによって他の人との話が広がったりしますし。普段はコミュニティ障害（要するに口下手）持ちの私ですが、石の話はよくできるので、助かっています。

　見せたくない石は、原石にして部屋の中だけで愛でるか、服の下に付けて行けばいいと思います。タンブルなんかも、お守りに安い石が欲しいという時に便利ですし、ポーチの中に入れてポケットやバッグに入れておけば、力を借りることができますよ。

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