魔法石の庭

　私が今身に付けているペンダントは、天眼石とヒマラヤ水晶です。

　今日は、そのうちの天眼石（てんがんせき）の話。

　天眼石は、最近人気の出てきた石で、アゲート（瑪瑙）の一種です。

　その名の通り、目玉のような模様が特徴で、ものによってはちょっと怖いくらいに目玉目玉しています。効果は、「魔よけ」が一般的に言われています。

　で、私の天眼石は、効能さらに倍！でチベット仏教のプルパ（金剛杭）という法具の形をしています。

　プルパは、煩悩を払い、魔王ですら入れない結界を作ると言われています。その名の通り杭なので、結界を張るには４本必要ですが、身に付けても効果があると言われます。

　で、私はこの石ともコンタクトを取ったのですが、仁王様のようなマッチョなお坊さんが中にいるようで、ちょっとびっくりしました。
　仁王様は明王。仏教では魔を払うために戦う役目を担っています。

　まあ、その後日談で、私が体調を崩してしまったのですが、そのお坊さんが出てきて「私がついていながらすまない」と頭を下げている様子が。いや、あなたのせいじゃないよと思ったのですが、どうも責任を感じてしまっているようです。

　どうも、天眼石のプルパは、「攻撃は最大の防御」という感じであり、「守り」ではないようですね。だから、悪意のない悪意（ってありますよね。ストーカーとか）に対してはちよっと弱い感じです。

　そういった悪意のない悪意に晒されている人は、天眼石よりオニキスやオブシディアンなどの真黒な石を持った方がいいです。身の危険を感じるほどでしたら、エメラルドもいいですよ。性犯罪を避けてくれると言われています。

　ちなみに、プルパは職場（って言っていいのかな)に行く時に服の下に付けて行ったら、一部の人と休憩時間中に「そういえば最近石買ってるの？」と石好きだと知っている上司に言われ、なんとなく引かれるかなと思いつつ上司と周りの人にプルパを見せたら、「へー、すごいね」「効きそう」「神秘的で似合ってるよ」との意見……。正直、「これは怪しすぎるだろ……」と思って見せないようにしていたのですが、上司からは「服の上に付けても良いよね」と。

　それで、以前交流していた方の記述を思い出しました。

「運気の下がっている人は怪しいからといって隠したがる。人は隠されるとからかいたくなるもの。自分から『どう？綺麗でしょう』と見せると興味を持つ人すら出てくる」

　そういうものなのかもしれません……。
　

[8回]