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2024/04/19 04:19 |
石がケンカ・富士山もいいけど烏帽子山もね
なんか、石同士がギスギスしてると思ったら、西虎(翡翠のバングル)さんがやきもちを焼いているようです。

 最初、翡翠の勾玉がなんとなく悲しそうにしていたので、「何?どうしたの?」と聞くと、「新入りに嫌味を言われる」と。で、西虎さんに「そういうことしちゃダメでしょ」と言うと、「私がいればいいだろう。そいつらは外せ」と。ぐぬぬです。

 でも、ここで負けて外してしまっては他の石が可哀そうですし、「いや、外さない。嫉妬もほどほどにしなさい。他の石をいじめたら承知しないよ」と主張すると、まだ「私一人でいいものを……」と言っていましたが、なんとか納得してくれたようです。

 ……なんか、大奥とかハーレムってこんな感じだったのかな、と思います。一応、私は皆平等に愛してるつもりですけどね。どうも相性が良くなくてしまってある石とかもありますが……。
 まあ、西虎さんの激しい気性は分かってるつもりですし、翡翠の勾玉は同じ翡翠ということで嫉妬の対象になったのでしょう。

 しかし、これで、勾玉連合がどうも西虎さんに怒っているらしく、今度は勾玉連合が「あいつを外せ!」と言っている状態に……。そっちにも、「外さない。仲良くなるまでどれも外さないからね」と言っておきました。

 うーん……しかし、石同士のいさかいって初めてかもしれません。滅多に石って他の石とケンカはしないんですよ。嫉妬深いとされるガーネットだって、私は平気でした。
 まあ、西虎さんは、生来のプライドの高さと、私がうっかり名前を付けてしまったので、「私は特別!」と思ってしまったのかもしれません。うかつな行動はできませんなー。
 
 でも、今日になって、なんとなく石同士がうまく距離感をもって接しているような気がします。
 西虎さんは、私に可愛がられる石を見ていると嫉妬するという自分の心をなんとか律しようと、できるだけ他の石を見ないようにしていますし、勾玉連合も「あいつは気にくわないけど、かみなに言われたし、仕方ないな」となっているようです。

 さて、話は全然変わりますが、スピリチュアル繋がりということで、富士山のことを。

 富士山の主神はコノハナサクヤヒメというのは知られていますが、富士山に詣でたら、必ずその隣にある烏帽子山の浅間神社にもお参りすることです。
 浅間神社には、イワナガヒメという女神様が祀られています。この女神様、当時の天皇にコノハナサクヤヒメと一緒に嫁いだものの、「顔が醜いから」と帰され、父親のオオヤマツミは「コノハナサクヤヒメは繁栄を意味するが、それは長くは続かない。だから「後の世まで続くように」という意味のイワナガヒメを送ったのに。人間は愚かだ。自分の繁栄を短くするなどと」と嘆いたそうです。

 富士山が大きく、烏帽子山が小さいのは、コノハナサクヤヒメが姉を一目見ようと姉様、姉様と背伸びをするのに対して、イワナガヒメは自分の醜い顔を見られたくないのでどんどん縮こまっていったそうです。

 なので、富士山を詣でる場合は、イワナガヒメを祀る烏帽子山にも参拝すると、願いが末永く叶うことになります。たとえば、恋愛成就を願ったとしても、その人が実は暴力をふるう人だったり、働かない人だったりするとすぐに終わってしまいますよね。そういう意味で、イワナガヒメにも「末永く願いが叶うよう」とお願いするといいそうです。

 また、イワナガヒメは恋愛の神様でもあります。それも、自ら「自分のような思いをする人間が減るように」といった優しい女神様です。富士山に詣でたら、必ずイワナガヒメにもご挨拶をすることをお勧めしますよ。そうすれば、オオヤマツミの言う「繁栄がのちの世まで続く」ことにもなるでしょう。

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2013/09/06 00:49 | Comments(0) | 宗教・伝承

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