魔法石の庭

　皆さんに悲しいお知らせがあります。

　もう６月。一年はあと６カ月。しかも誕生日８月だから、あと２か月で３０代前半＋１歳。

　ちょっとー！時が流れるの早すぎるんですけど！その割には私、あんまり状況が進歩してないんですけど！やだー！

　最近では、「私は永遠の２５歳」とか言ってみたいと思いますよ！永作博美になりたいですよ。杉本彩とか、すごいプレイガールの顔して実は純粋な乙女らしいですよ。あんな歳の取り方したい。私は常々自分の顔を見て「やっぱ箕輪はるかにしか見えんよな」と思っているからこそ、美しく歳をとりたいですよ！

　で、美しくなれる石といえば、ローズクォーツ・インカローズなどのピンク系（ピンクは女性ホルモンに働きかけるらしい）、美肌は翡翠、若々しさではペリドットなど緑系も良いそうです。ピンクと緑……何かに似てると思ったら桜餅カラーですね。そういえば、私、最近緑系の石付けてるじゃないですか。やっぱ潜在意識は分かってるんですね……。

　そうそう、クレオパトラが愛した石はエメラルドと言われていますが、実際はマラカイト（孔雀石）と呼ばれる緑の縞々が入った石です。古代では、緑の石は全てエメラルドと呼ばれていました。
　でも、いくらエメラルドが一定方向の衝撃に弱いからといって、アイシャドウに使うように細かくなるものか？と思っていたら、マラカイトならなんとなく分かるんですよね。マラカイトはとても柔らかい石ですから、アイシャドウにも使えると思います。

　化粧品に使う石といえば、私が学生の頃、「ピンクトルマリン入りの化粧水」が売られていたのを目にしたことがあります。やはり、トルマリンの「マイナスイオンがなんとか」という説明が書かれていたのですが、近年の研究ではマイナスイオンにはプラシーボ以上の効果はないとされています。
　ただ、「石の入った化粧水！そんなのもあるのか！」という私のような人間にはよろしいかと。結局買わなかったのですが、心のどこかで引っかかっています。

　また、以前百円均一で「トルマリンの石鹸」があって、それは買ったのですが、使うと肌が荒れてしまいました。百均だからな、と思いつつ体を洗う用に使ったのですが。
　でもまあ、考えてみれば細かい石で顔を擦るようなものですし、肌に傷が付くのも当たり前のような気がします。エステによっては、「パワーストーンによる美肌マッサージ」というコースもあるそうですが、その石は広告で見た所タンブルぐらいの大きさですし。せめてサザレぐらいの大きさが最低限のような気がしますね。

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