パワーストーン初心者さんに限らず、「これって本物?偽物?」と疑ってしまう時ってありますよね。
そこで、今日は偽物について自分の考えを述べてみたいと思います。
まず、「そもそも偽物ってどんなのが偽物っていうの?」という疑問が現れると思います。
塗りは、色を塗っただけだから偽物と言えますね。では、練りは?一応、本物を粉にして形を作ったものですよ?また、加熱処理や放射線で焼いたりして色をはっきり見せるのは?そもそもチェリークォーツや紫金石みたいに、元から作られた石は?また、違う石を目当ての石だと言われたんだけど?という疑問にお答えしていきたいと思います。
私の場合、練りから偽物だと思います。ただし、放射線などで色を見せるのは偽物とも言えないかも、と。
私も、モリオンやブルートパーズなど、処理された石をいくつか持っていますが、効能に変わりはありません。ブルートパーズなどは、スイスブルー、ロンドンブルーなどがありますが、ほぼ全て加熱処理された石です。
加熱処理に関しては、「ピーマンを炒めたらパプリカになった。じゃあこのピーマンもパプリカと呼ぼう」という感じだと思いますね。まあ、それも「パプリカじゃないじゃん!」と思われるかもしれませんが、私はピーマンだけどパプリカでもあるよなあと考えます。
また、オイル処理やワックス処理は、偽物とは言えないと断言できます。
オイル処理やワックス処理は、原石から削り出してそのままのものでは脆すぎて割れてしまうとかいった石に使われています。しかし、石自体は天然ですので、私は偽物の定義には入らないかと推測。
では、練りは?
ラピスの記事でも書きましたが、練りもギリギリアウトかギリギリセーフかの隙間ですが、アウト寄りでしょうかね。
たとえば、練り水晶。占い師が持っているような大玉の水晶は、ほぼ練りかガラス玉と言っていいでしょう。特に、ヒビも内包物もないもの。これは絶対に偽物です。
練りも、一応本物を元に作られていると言えますが、千円程度ならともかく、これを何十万もふんだくって売られているようでは立派な偽物と言っていいかと思います。
塗り、これはもうアウトです。大抵、ラピスやトルコ石がやり玉にあげられます。この場合、ハウライトという白い石に着色して「ラピスですよ、トルコ石ですよ」とやるわけです。
もちろん、全然違う石ですから、これを掴まされたら「騙された!」と憤慨していいと思います。
ところで、最近ハウライトラピスを検索したら、恐ろしいことに、カルサイトっぽい白い部分まで再現された石があったんです!カルサイトまで再現されたら、ネットの写真で見たり、店頭でちょっと手にとって見たぐらいでは分かりません。恐ろしい時代になってきました。
元から作られたいわゆる人工石は、はっきりその旨が記載されているのならば特に問題はないと思います。
時々、人工石を「天然チェリークォーツ」とか言って売っていたりしますが、騙されないでください。色んなサイトさんでも言われている通り、チェリークォーツとはそもそもストロベリークォーツという、今は枯渇して高嶺の花状態の石を真似て作られたものです。
違う石を目当ての石として売られているのを見た、という人は、賢いです。
ちゃんと「違う石」と理解しているわけですからね。
これは、翡翠などによく見られます。~ジェイドが付くのはほとんど違う石だと思っていいでしょう。偽物コレクションとして集めるならともかく、あまりにも綺麗で安い石は疑った方がいいと思います。
まとめるとこんな感じになりました。
最初、数行で終わっちゃうかと思いましたが、だいぶ書けましたね。そんなに溜まってたんでしょうか?偽物についてが?
まあ、どんな石にせよ、人間騙されずに学べる人はごくわずかです。騙された!と思っても、くっそ、手口は分かったから次は騙されないぞ!と向上心を持っていただくと、石の世界もぐっと広がると思います。
ちなみに、私のラピスも、かなり疑っているところです。だって、傷のところが白いんだもん。ハウライトかもしれませんな……。まあ、このラピス、ご丁寧にパイライトまで散らしてあるので、塗りだったら逆にあっぱれですよ!
そこで、今日は偽物について自分の考えを述べてみたいと思います。
まず、「そもそも偽物ってどんなのが偽物っていうの?」という疑問が現れると思います。
塗りは、色を塗っただけだから偽物と言えますね。では、練りは?一応、本物を粉にして形を作ったものですよ?また、加熱処理や放射線で焼いたりして色をはっきり見せるのは?そもそもチェリークォーツや紫金石みたいに、元から作られた石は?また、違う石を目当ての石だと言われたんだけど?という疑問にお答えしていきたいと思います。
私の場合、練りから偽物だと思います。ただし、放射線などで色を見せるのは偽物とも言えないかも、と。
私も、モリオンやブルートパーズなど、処理された石をいくつか持っていますが、効能に変わりはありません。ブルートパーズなどは、スイスブルー、ロンドンブルーなどがありますが、ほぼ全て加熱処理された石です。
加熱処理に関しては、「ピーマンを炒めたらパプリカになった。じゃあこのピーマンもパプリカと呼ぼう」という感じだと思いますね。まあ、それも「パプリカじゃないじゃん!」と思われるかもしれませんが、私はピーマンだけどパプリカでもあるよなあと考えます。
また、オイル処理やワックス処理は、偽物とは言えないと断言できます。
オイル処理やワックス処理は、原石から削り出してそのままのものでは脆すぎて割れてしまうとかいった石に使われています。しかし、石自体は天然ですので、私は偽物の定義には入らないかと推測。
では、練りは?
ラピスの記事でも書きましたが、練りもギリギリアウトかギリギリセーフかの隙間ですが、アウト寄りでしょうかね。
たとえば、練り水晶。占い師が持っているような大玉の水晶は、ほぼ練りかガラス玉と言っていいでしょう。特に、ヒビも内包物もないもの。これは絶対に偽物です。
練りも、一応本物を元に作られていると言えますが、千円程度ならともかく、これを何十万もふんだくって売られているようでは立派な偽物と言っていいかと思います。
塗り、これはもうアウトです。大抵、ラピスやトルコ石がやり玉にあげられます。この場合、ハウライトという白い石に着色して「ラピスですよ、トルコ石ですよ」とやるわけです。
もちろん、全然違う石ですから、これを掴まされたら「騙された!」と憤慨していいと思います。
ところで、最近ハウライトラピスを検索したら、恐ろしいことに、カルサイトっぽい白い部分まで再現された石があったんです!カルサイトまで再現されたら、ネットの写真で見たり、店頭でちょっと手にとって見たぐらいでは分かりません。恐ろしい時代になってきました。
元から作られたいわゆる人工石は、はっきりその旨が記載されているのならば特に問題はないと思います。
時々、人工石を「天然チェリークォーツ」とか言って売っていたりしますが、騙されないでください。色んなサイトさんでも言われている通り、チェリークォーツとはそもそもストロベリークォーツという、今は枯渇して高嶺の花状態の石を真似て作られたものです。
違う石を目当ての石として売られているのを見た、という人は、賢いです。
ちゃんと「違う石」と理解しているわけですからね。
これは、翡翠などによく見られます。~ジェイドが付くのはほとんど違う石だと思っていいでしょう。偽物コレクションとして集めるならともかく、あまりにも綺麗で安い石は疑った方がいいと思います。
まとめるとこんな感じになりました。
最初、数行で終わっちゃうかと思いましたが、だいぶ書けましたね。そんなに溜まってたんでしょうか?偽物についてが?
まあ、どんな石にせよ、人間騙されずに学べる人はごくわずかです。騙された!と思っても、くっそ、手口は分かったから次は騙されないぞ!と向上心を持っていただくと、石の世界もぐっと広がると思います。
ちなみに、私のラピスも、かなり疑っているところです。だって、傷のところが白いんだもん。ハウライトかもしれませんな……。まあ、このラピス、ご丁寧にパイライトまで散らしてあるので、塗りだったら逆にあっぱれですよ!
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