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2024/03/28 22:32 |
私は統合失調症だったのです
石とは全く関係のない、以下私事です。
 とある友達がブログでカミングアウトしていたので、私も便乗します。

 私の病気の名前は、実は鬱だけではありません。
 これは、友達にも言ったことのない、主治医と薬剤師と上司しか知らないことです。

 私は基本、「何の病気?」と聞かれたら「鬱」と言ってきました。なぜかというと、そっちの方が馴染みのある言葉ですし、もう一つの病気の方を言ったら、なんだか「大変そうな病気ねえ」と距離を置かれてしまう気がしたからです。

 まあ、それも私が勝手に思っていることですし、今日はその病気も公表する気ですのでいいのですが。

 私のもう一つの病気。統合失調症。

 統合失調症って聞くと、耳馴染みのない人もいると思いますが、以前は分裂病と言われていました。しかし、私の統合失調症は陽性症状(たとえば、独り言が止まらない・幻聴・幻覚が見えるとか)はあまりなくて、陰性症状、いわゆるうつ病に良く似た症状が強く出ているようです。

 これのおかげで、私は「社会不安障害」と診断されてみたり、「鬱」のままだったりと、なかなか根本的に治療をすることができていませんでした。鬱の薬を飲んでいても、どうも効かず、医師と一緒に「なんでだろうね?」と首を傾げたこともあります。 
 でも、それが統合失調症の陰性症状だと分かってみると、実に私の症状に近く、「なーんだ、別の病気だったんだ!」となり、近年ようやくメジャートランキライザー(統合失調症に使われる強い安定剤)を使った治療が始まりました。

 私が精神科に通い始めて、六年目のことです。

 しかし、私が自分が統合失調症と診断されているのに気付いたのはもっと遅くでした。
 ある日、職場に先生の診断書を持って行くことになったのですが、この時、今でも不思議なのですが、どうしても中身が見たくなって、のり付けしてあった封を開けてしまったのです。

 それで、自分が鬱と統合失調症、二つの病気を併発していることを知りました。

 もちろん、後で上司には怒られた……というより注意をされたのですが、上司の一人が「私も気になって開けてみちゃうかもな~」とフォローしてくれました。それで、その上司に「でも、自分の病気のこと知ってどう思った?」と聞かれたので正直に「そうだったんだな~って思いました」と言うと、「そういう、病気をちゃんと理解できてる人は治るよ」と言ってくれたのです。

 その言葉は、今も私の中に勇気と形を変えて残っています。

 鬱も、統合失調症も、病気なのだから、きっと治る。
 私は、そう信じています。
 肉体的に病気のある人、精神を病んでいる人、このブログの読者さんの中にもそういう人はいると思います。
 そんなあなたに、2ちゃんねる発の言葉を。

「どんなに苦しくても……美味しい物食べてうんこすれば治るよ!」

 今は、美味しい料理も喉を通らないかもしれません。うんちも出ないかもしれません。でも、きっと、この病気は治ると信じています。
 無理にポジティブにはならなくてもいい。ただ、一筋でもいいから、光はあるものです。それに向かっていけば、暗くて怖い場所から這い出すことができると思いますよ!

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2013/09/27 00:42 | Comments(0) | 自己紹介

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