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2024/05/17 19:30 |
ナルキッソスの罪
 そうそう、ナルキッソスで思い出したのが、「エコー」の話。

 生まれつき、「木霊の精霊」として人の言ったことを繰り返すことでしか喋れない、エコーという精霊がいました。

 で、ワルな男に惹かれるというか、よりにもよってあの「ナルシスト」の語源となったナルキッソスに恋をしてしまいます。
 
 ある日、偶然森でナルキッソスの姿を見たエコー。彼の言葉を繰り返していると、ナルキッソスがそれに気づき、「なんて綺麗な声だろう。どこにいるの?出てきてごらん!」と言います。
 喜んでエコーが「出てきてごらん!」と姿を現すと、自分しか愛せないナルキッソスは途端に顔をしかめ、「なんだ、お前か。お前に好かれるぐらいなら死んだ方がましだ」と吐き捨ててその場を去ります。

 エコーは、「死んだ方がましだ……」と繰り返しながら、洞窟に一人籠ってそればかりを繰り返すようになり、ついには体を失って声だけの存在になってしまいました。

 この話、かなり切なくて好きなのですが、まだ続きがあります。

 そんなこんなで、様々な女性からアプローチされるものの、その都度罵るように交際を断ったナルキッソス。
 そのうち、女性たちはナルキッソスを憎み、「復讐の女神」であるエリスに祈り、ナルキッソスに恋の切なさ・受け入れてもらえなかった時の悲しみを教えるように頼みます。

 エリスはそれを聞き届け、ナルキッソスを懲らしめに繰り出します。

 それが、「水面に映った自分の顔を愛してしまうようになる」力を使ったのです。

 水を飲もうと水面に近付いたナルキッソスは、自分の美しさに酔いしれた……まではいいのですが、そのうち触れようとしても触れられない、ただ眺めているしかない状況に切なさを感じるようになり、恋の辛さに苦しみ、ついには水面を眺めるだけの水仙の花と化して、永久に自分の顔を見つめることしかできないようになったそうです。
 

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2013/04/17 02:06 | Comments(0) | 宗教・伝承
ロザリオ熱引いてきたかも
 がはは!買っちゃいました!ロンドンブルートパーズ!

 なんかもう、「目に付いちゃうんだから仕方ないじゃん」って思いました。私の場合、自由に使っていい貯金が20万くらいあるのですが、石貧乏になってからそこからちょっと崩したりもしました……。貯金には手を付けないって言ってたのに。

 てか、この年齢で貯金20万ってどうなの?とも思うのですが、まあ借金してまで買い物するってわけでもなし。いいかってなってます。借金に手を出したらそれこそ依存症でしょうからね。
 
 ロンドンブルートパーズに関しては、商品が届いたら改めて書くとして。

 ここのところ、ロザリオ熱がようやく引いてくれています。今も、「これ欲しいな」って商品もあるのですが、まだ我慢できる程度です。
 キリスト教の教えは、まだよく分かりませんし、聖書も学生の頃に貰ったものを読み返してみたりしたのですが、やっぱり腑に落ちない所もあったりします。てか、冒頭の「誰から誰が産まれて~」というのが長すぎですよ!天皇の系譜みたいな。そこから入るより、まずアダムとイブのお話程度から入った方が読んでいて楽な気がしますが、どうなんでしょう。

 でも、キリスト関係の本も色々出版されているのですね。まあ、一神教であるキリスト教が性に合わないのは多神教の日本人として当たり前でしょうけど、私の場合教えに殉ずる人たちのお言葉や考えに共感するという程度なので、それでもまあいいかと思っています。

 今は、マザーテレサや女子パウロ会のブログなんかを読んで、シスターたちの献身を尊敬の目で見ています。
 シスターって結婚してはいけないのですね。これも初めて知りました。確か、牧師(プロテスタントの神父)は結婚できるってのは聞いた覚えがあるんですけど。それじゃ、どうやってシスターや神父を増やすの?という感じですが、それは布教していくしかないようです。

 しかし、日本的宗教観が根付いている日本では、伝道も苦労したらしいですね。そのうち、「宣教師の墓場」と称されるようになったりしたそうです。日本の宗教観に触れて、自分の宗教観に疑問を抱いた伝道師が改宗するといったことが多く見られたそうで。なんか、「日本ってすげーな」と思いますね。

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2013/04/15 00:41 | Comments(0) | 宗教・伝承
お数珠はアクセサリー
 白檀のロザリオを付け始めてから、変な夢ばかり見るのですが、今日のは特に奇妙でした。

1、熱帯地域のジャングルの中を進む夢。デカい蛇とかワニとか何故か豹もいた。
2、どこかのお寺の高僧になる夢。困っている人の話を聞いて、導いてあげていた。

 2番目の夢は、分かりやすいですね。最近キリストづいていますが、多分白檀の精霊が見せた夢だと思います。白檀って仏教と関係が深いらしいですし。

 1番目は……何でしょう?数日前に南国のペット特集を観たからでしょうか。でも、ペット特集は可愛い小型のサルとかだったんだけどな……。

 そうそう、仏教といえば、パワーストーンってブレスレットの場合は左に付けましょうってのがありますよね。あれって、どうも仏教のお数珠の作法から来てるようです。仏教のお数珠は左に付けるのが正しい作法だとか。ロザリオは首にかけるのは正しい使い方ではないとされていますが、お数珠はむしろ日常的にアクセサリーとして使ってもいいとされています。

 ロザリオも、前も書きましたが、お国が違えばなんとやらで、欧米ではアクセサリーに使うのはちょっと変な目で見られたりしますが、南米では普通にアクセサリーとして首にかけたりしているそうです。
 私自身は、「ロザリオだって、常にマリア様や神様のお恵みを受けるって意味で使ったっていいじゃん」と解釈して首にかけていますが、そういえばドルチェ&ガッバーナなんかはロザリオをモチーフにしたアクセサリーを作っているそうですね。

 ちなみに、私のヘボPCでドルガバのサイトを見ようとしたら、見事に固まりました。あはは、やっぱ3年ぐらい前のノートPCは厳しいですね。私が自分のブログをあまり飾り立てたくないのも、いわゆるナローバンド(回線が遅い)の人のことを思ってのことなのです。重いサイトって嫌じゃないですか。自分がエアーエッヂから入ったこともあり、できるだけシンプルに作ろうと思っているのです。

 ちなみに、今はCATVです。速度は20Mくらいかな?光とかに比べたらはるかに遅いんですけどね。でも、光だった時もあるのですが、それと比べてもあまり体感的に早くなったとかはないような……?エッヂからブロードバンドになった時は感激したのですけどね。

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2013/04/08 23:18 | Comments(0) | 宗教・伝承
流れ着く場所より
 私の宗教観のまとめ。

神道……教えは共感するものの、神社とか行くとしんどいです。吐き気がしたりめまいがしたりします。でも、いつか天皇に会ってみたい。夢では握手してもらいました。赤ちゃんみたいに柔らかい手でした。

仏教……まあまあ体にも合うし、教えも合う。ただ、お数珠はピンとこないのです。お数珠のブレスレットとか、あんまり付ける気しません。あと、お葬式のあげ方とかマナーがめんどくさすぎます。でも、うちのお坊さんは「お葬式は生きている人のためにあるものです。ですから、一番安いものでも十分なんですよ」と言っていました。

キリスト教……教えは正直「は?」と思う所もあり。でも、体には合う。ロザリオとかメダイとか十字架とか、ファッションのモチーフも好きです。ロザリオとメダイは好きで、何個も持っています。コレクターです。

他の宗教……よくわかんない。でも、ネイティブアメリカンとかアイヌとか琉球王国とか面白そうです。いっぺん学んでみたいですね。

無宗教……神様のいない生活とか考えられない。うちにはいっぱい神様います。でも、全部投げ出してみたいという気持ちもあったり。でもやっぱ結局は神様に戻ってくる気がします。

 だいたいこんな感じの宗教観です。外国では「無宗教」と言うと変な目で見られるらしいですね。だから、日本人は「アミニズム(自然信仰)」と言うといいらしいです。sintouと言っても分からないでしょうし。

 あと、何故か青森にキリストの墓とかあるのが日本の謎です。なんでも、ゴルゴダで処刑されたのはキリストではなく、弟で、キリスト自身は流れに流れて一番東の国、つまり日本に辿りついたそうです。で、青森で死んだと。脈絡なさすぎてよく分かりません!
 今発表されている仏舎利(仏の骨)を全部集めると、大仏くらいの大きさの人間になるそうですが、それと似たようなものかと。言ったもん勝ちってやつですか。

 でも、日本では古代諏訪信仰の守矢(モリヤ)はイスラエルの神だといいます。なんか、ちょっとずつ流れ着いた欧米人が伝えた感はありますね。聖☆おにいさんみたいな。昔、テレビで観た情報では、アイスランドが「地面が産まれる場所」で、日本が「地面の終わる場所」だそうです。
 宗教も、日本は「流れ着く場所」なのかもしれません。

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2013/04/05 00:44 | Comments(0) | 宗教・伝承
マザーテレサの逸話
 マザー・テレサの生涯を見ていたら、気になる記述がありました。

 マザーは元々インドに生まれ、インドで修道女としての活動を始めたのですが、その際にカトリックからの支援等はなかったそうです。
 マザーが無名の頃、マザーを支えたのはヒンドゥー教の支援者たち。つまり、異教徒だったのです。
 マザーが有名になるにつれて、キリスト教はようやくマザーを認め、手のひらを返すように讃え始めましたが、それまでマザーの支えとなったヒンドゥー教のことは認めなかったそうです。

 また、マザーのお言葉botからの話ですが、ハンセン病の慰安に訪れたマザーが「あなたたちの中にキリストはおられます。苦しむ人の中にこそ、十字架の磔刑に遭ったキリストの苦しみがあるのです」と説いたところ、とあるハンセン病の病人がマザーのサリーを掴み、「もう一度、もう一度おっしゃってください、マザー。私たちのような人間にはあなたの言葉がよく分かるのです」と言ったそうですそれはとても美しい態度だったとマザーはのちにおっしゃっています。

 これは、私が好きなマザーの逸話ですね。マザーは、「苦しむ者にこそ救いは与えられます。それは、医者が要るのは病人だからです」ともおっしゃっています。
 
 ヒンドゥーはよく分からないのですが、多神教の土着信仰のようですね。日本の神道は天皇の系譜だけ神話が続いているのでガチらしいです。偉さで言ったら、ローマ法王よりちょっと偉いぐらいらしいですね。つまり、世界一偉いと言えます。

 なにせ、現在にも残るエンペラーであり、同時に祭祀でもありますからね。日本人はもっと天皇を誇るべきだと思いますよ。天皇が要らないなんてとんでもない!……しかし、私は神道関係の場所に行くと吐き気がしたりめまいがしたり、「石酔い」みたいな状態になります。辛い。神道関係好きなんですけどね。精神と肉体の関係は結構違っているようです。

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2013/04/01 23:58 | Comments(0) | 宗教・伝承

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